了の日付

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人的資本の価値が下がる?

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この本に、面白いことが書いてあった。将来的に人的資本の価値が下がるとの予測。僕は、橘氏が人的資本/社会資本/金融資本の三本柱って書いてあるのを読んで、かなり納得したんだ。これら資本の3つを持ってれば安泰だが、それは難しい。でも一つも持ってないと人生が苦しい。だから最低でも一つ、できれば二つを獲得しようって話。

 

この考え方の基本は、三つの資本がほぼ等価ってことが前提となっている。でも、写真の本を読むと、AI等の進歩によって人的資本の価値が下がるかもって思えてきた。いま僕らがやっている仕事の多くが、AIに取って換わられるらしい。確かにその予兆はある。仕事で翻訳が必要な場合、ずっと前は翻訳を外注してたりしてたけど、最近の翻訳エンジンは進化しているので、よっぽどのことがない限り高価な外注は不要になってきた。恐らく通訳って仕事も衰退していくのではないのだろうか?ドラえもんの翻訳こんにゃくみたいのが導入されるイメージ。

 

ちょっと悲観的なニュアンスで書いちゃったけど、人類にとってはよい話のような気もする。特に介護の面でAIやロボットが活躍しだしたら、かなりの負担が減ると思うから。まあ介護士の仕事は減っちゃうんだけどね。こういうのを人的資本の減損とかいうのかな?

 

というふうに人的資本の価値が下がるとすると、金融資本と社会資本の価値が相対的に上昇する。さっきの介護の話も、ずっと先はともかくとしてお金がないとロボットの助けは得られないだろうからね。

 

だからこの本の最後には、頑張ってお金を貯めましょうってのが書いてあった。でも僕のサラリーマン人生は、そんなに長くない。そうなると投資で増やすしかないんだが、年寄りはたぶんみんな同じことを考えてると思うんだよね。そして欲の突っ張ったジジイが餌食になるといったところか。ちなみに最近の僕は、カフェに入る頻度を減らしている。コンビニの百円コーヒーで十分だし、家で飲んだっていいんだからさ。こういうのが地道に効いてくると思うんだけどなあ。

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