いきなりなんだけど、酒が抜けた時、世の中が変わって見えた。もう3年半も飲んでないんで、今はその新しい世界で生きてる訳だ。逆に飲んでた時はどんな世界に住んでたのか?どのように世の中が見えていたのか?それを読者の皆さんに伝えたいと思う。
それは、ズバリ上の写真だ(特に一番上の写真)。うまく撮れたと言っていいのか分からないけど、この写真のような風景の中で、僕は生きていたんだ。一言で言うと、何にもない世界と言ったらいいのか?
実際、飲んでた頃は深夜にウロチョロで歩いてたんだよね。それも決まって人気のないところに行ってた。人を見かけると避けたりしてた。うまく言えないけど、こういうのがジャンキーの生きている世界じゃなかろうか?なんというか半分死んでるみたいな世界だ。
問題はそのアル中の世界が楽しいのか?ってことだ。どうだったんだろう?楽しいと言えば楽しかったし、健康上の問題が無ければ飲み続けるだろう。でも実際はもう飲めない身体になってしまったからなあ。
芸能人の元アル中の人達が、いろんな情報発信をしている。とても有用というか身に積まされる話が多い。特にY氏の経験談が僕は好きだ。
僕もそういう情報発信で役に立ちたいという気持ちはある。どうやらそういう考えを持つアル中がたくさんいるようで、Youtubeにはアル中体験談みたいな動画が溢れている。たくさん見たけど、アル中本人よりもアルコール依存性に強い精神科医の動画が非常に役に立った。
あと3か月で禁酒4年だ。油断せずに頑張ろう。酒を止めてなかったら、一昨年の大病も今月の手術も乗り切れなかったんじゃなかろうかと思ってる。タイミングとしては止め時だったってことだな。