上の写真の本を読み終えた。かなりの良書。著者は女性でありながら、中高年の男性会社員の気持ちをよく理解できると感心した。逆に異性の方が客観的視点で、物事が見れるのかもね。
この書籍の良いところは、問題を解消する為の具体的な考え方や指針が書かれている事だな。具体的に参考になったアフォリズムを書いてみる。
・評価というのは、他者だけでなく自分自身でも行っている。
・自分の価値観だけを頼りに生きていけば、頑張った分だけ満足感を得られるし、ちゃんと報われる。
・ストレス性の疾患で亡くなる人が、管理職および専門職で増えていました。
・人間にとって必要なことはただひとつ、自分自身に満足するということである。
・自我を捨ててまで、ただ生き続けようとは思わなかった。
・「共同体の中にいる自分」をみつめるまなざしを失った時、人は自分だけが正しいと信じ込み、横暴になる。
・勝ち組負け組に代表される競争社会。そんな時代だからこそ、「共同体の中の自己」を俯瞰することを忘れてはなりません。
・周囲と対峙することでもなければ、排除することでもない。周囲と「いい関係」を作り、「信頼できる人たちに囲まれている」という確信を手に入れることです。
・ちゃんと仕事をすることが何よりも大事なことだと、40歳を過ぎたあたりから思い続けていたからにほかなりません。
・傘を貸してくださいと言える相手の重要性、、、所詮、私たちはひとりで生きられません。
・身体的能力も知力も、60代前半までは大きく低下しない。