なんの話かというと、会社の異動の話です。
他部署から人が来る場合、できれば若い方がいい。新入社員は手が掛かるので、ちょっと別かもしれないけどね。そういう特殊な例を除けば、おっさんがやって来るのは困る。部長や課長の肩書き持ってれば、それも別だけどね。今の部長の代わりにやってくる訳だからさ。
おっさんが来ると困る理由は二つある。一つは扱いづらいこと。もう一つは人件費が嵩むこと。両方とも、組織としてはダメージが大きい。だいたいおっさんはあんまり働かないからね。パソコンとかも使えない人もいるし。
ということで、配置転換されたおっさんは悲しい思いをする。歓迎されていない訳だからさ。だから配置転換されないように頑張ったりする。その頑張りも会社に良い影響を及ぼすものならいいんだけどね。大抵はそうはならない。この仕事は自分にしかできないようにして、配置転換を防ぐってのは典型的なケースだな。
こういう事を理解してればいいんだけど、そうじゃなくって配置転換になるもいる。そういう人は特に悲哀を感じることになる。元の職場では、君が必要とされる職場があるとか旨いこと言われてるからね。それをリップサービスと理解していないと、とんでもないことになる。そういう事例をいくつも見てきた。
対策は汎用的なスキルを身に付けて、本当に必要とされる職場に異動するか、管理職とかになって、現在の管理職の後釜で異動というか着任することだな。つまり出世するっていうこと。
よく最近の若者は出世を望まないって言うけど、それは若者だからだよね。若者は異動してきても、嫌がられないからね。でも若者も、いつかはおっさんになる。そして出世を望まないとか言って逃げてた事を後悔するだろう。
だいたい日本のリーマンってのは、おっさんになってから年功序列の旨みが味わえるからね。早期リタイアってのは損なんだよね。そういう年功序列の旨みを味わうには、やっぱりある程度は出世しておかないとだな。
ちなみに今の僕は出世はしていない。そして、毎日定時で上がってる。そんで、半分はテレワーク。でも、若い奴の倍以上は給料を貰っているという良いご身分なんだ。これは運が良かったんだな。
にもかかわらず、にもかかわらずだ。僕には不満がいっぱいという恐るべき状態なんだ。これは大いに反省せなばだな。不満ってのは、もっと給料欲しいとか、そんな感じ。やっぱり給料が減ると、以前と比べてしまうからなあ。ここまでずっと右肩上がりで増えてきたけど、年収で100万以上も減ってるからね。でも入院して半年以上も休んでた最中も、ほぼ全額貰ってたからなあ。半年以上も休んでて、その期間の合計で10万円ほど減っただけだった。でも、その後に給料やボーナスが減っちゃったんだよね。でも有難い状態だとは思うので、僕は感謝知らずの男って事だなあ。
昨日の夕食は、近所の中華屋で油淋鶏定食なるものを食べた。辛いのにしようかと思ったけど、そういうのはちょっと控えてるんだよね。ちなみに味はとってもgoodだった。