そう思う一方で、勝てなくてもいいじゃんとも思った。勝てないから会社勤めが続くんだし。。。
僕の大学時代の同級生で、とってもパチンコが上手なヤツがいた。そいつはなんとか四年で卒業したけど、入社後1weekで退職。財閥系の企業だったから、1週間と言えば当然研修中。なのに、もう無理と思ったんだって。そんで、なまじパチンコが上手だから、しばらくはそれで喰っていた。その後は公務員試験を受けて落ちたみたいだけど、今頃はどうしているか？勉強はできたらしいから、その後に公務員試験に受かってたらいいんだけど。けっこう気が合ったけど、僕とは違うタイプのクズだったなあ。
彼もパチンコで稼げなかったら、そんなすぐに退職しなかったんじゃないかな。つまり、僕の場合はギャンブルが下手だから、会社勤めが続いているということ。学生時代の貧乏生活のおかげで、衣食住の重要性は体感しているからね。
本題に戻ると、相場で生活するには明らかに専業が有利。だいたい、プロ相手に兼業で勝てると考えるのが異常。片手間にやって勝てるほど、頭脳明晰なんですか？ってことだな。でも、今の僕は相場専業で食えるほどの利益は出せない。下手すりゃ足を出すくらいだからね。だから兼業を続けるしかない。会社は我慢してれば、給料が毎月振り込まれる。じゃあ会社勤めを続けりゃいいじゃん？ってなるけど、そうは問屋が卸さない。やっぱり、生きがいというか自分はどれだけやれるんか？っていうことを確認したいからね。それが、定年まで勤めあげましたっていうので満足する人だっているだろう（実際にそれはすごいことだと思う）。でも、僕はそうじゃないんだな。会社でもっと出世してれば別だったかもだけど、自分の自己顕示欲を満足させるほどの役職にはついていない。もう一つ職位が上がっていたらちょっとは違ったかもだけど、今の仕事も楽々こなせているわけでもないから、今さらそんなこと言ったってしょうがない。そんで、自分の自己顕示欲を満たすために相場を張っているんだな、たぶん。
そんでそろそろ、本気出すか（笑）って思い始めた。仕事もあんまりおもしろくないし、これからの健康寿命がそんなに長いわけでもない。たぶん、頭がまともに働くのはあと十年位じゃないかしら？イメージとしては、中高年になってラーメン屋や蕎麦屋を開業するような感じかな。そしてそういうのは、ほとんどがぽしゃるらしい事も知っている。そういうリーマン上がりのラーメン屋を馬鹿にしてたりしてたんだけど、開業の魅力に逆らうのは至難の業ということも、最近分かってきた。救いは、そこそこの給料を貰っていることかな。それも大したことはやっていないのに、年功序列の旨みで。これまでの我慢代も含まれていると思うと、そう易々とこのポジションを捨てる訳にはいかない。もう二度とこの待遇で雇って貰えることがないことは、間違いないからさ。それに毎年、退職金が積み立てられていくからさ。
こういうふうに理性的に考えると、会社勤めを辞めて相場専業になることはできない。それは分かっている。でもね、やっぱりどうしようもない心の叫びのようなものがあるんだな。それをどう抑えるか？どう誤魔化すか？ってのが僕の最大の課題。こういう時は、人の真似をするのがいい。だれかを参考にするんだ。そういうのもあって本とかいっぱい読んでるんだと思う。おそらくオッサンの大多数は、飲む打つ買うのどれかで憂さを晴らしているんではなかろうか？特に飲むは安価で手軽で誰にでもできる。でも僕はアルコール依存症だから、もう飲めない。必死の努力で3年間の断酒を達成したんだし。打つの方も小銭でほぼ毎週やってるけど、どうせ負けるんだしってことで少額だからこれで充分発散とはならない。買うの方は若い頃からなぜか消極的。それにもう歳で精力も減退しているから。
だから、打つ＝相場を張るってのをやってるんだと思う。もう一つ、会社の仕事を頑張るってのもあるなあと思い始めた。仕事自体は面白くても、責任と隣り合わせだから本気ではやりたくないし、職位というかポストが与えられないと職場では輝けない。それに頑張っても、年齢的に給料が増える訳でもないからさ（頑張ると今の待遇で働き続けられるっていうのはある）。うーん、困ったもんですな。そう考えると、金のかかる趣味のある人が羨ましい。僕の場合、欲しいものが特にないっていうのも、やる気がイマイチな要因なんだよね。
結論としては、こうやって愚痴をブログに書いて、健康に気を付けながら会社勤めを続けるのがいいんだろうな。でも会社勤めも期限を決めなきゃいけないと思う。あと5年、あと5年と思って、一日を過ごそう。
写真は神保町の焼きそば屋。結構、有名なお店みたい。タイミング良く、待たずに入店できたんだけど、僕の後は店に行列が。。。大盛り無料だったのは良かったけど、お腹がいっぱいに。。。この街はいいお店が多いですね。
