了の日付

とんでもないクズが書いてるブログです。スマホで撮った写真をアップしてます。

会社人間と相場

もしかして僕は、会社人間なのかもしれない。というのは、定時帰宅が基本で、残業は月に数回。でも、四六時中、仕事のことを考えているような気がする。それを苦しみと思っていたが、実は生きがいだったのではないか?と考えるようになってきた。

 

仕事自体は、重労働ではなく主にデスクワークで、よくあちこちに出張で行ったりする。この移動が重労働といえば重労働だ。でも、もう海外出張は数年は行っていない。どれくらい出張が多いかと言うと、ざっくりカウントしたところでは入社以来500日とか。ちなみに若い頃は、工場現場で汗をかく仕事をしていたりもした。

 

さて、お題目の会社人間と相場についてなんだが、僕が会社人間だとして相場と両立できるのか?また両立する必要があるのか?という点について考えてみたい。

 

これまで会社から受け取った金額と、相場で得た利益金を比較してみた。圧倒的に、会社>相場 だ。利益金なんて、これまで費やした時間を考えると、時給数十円だと思う。多めに見積もって時給100円だとすると、一日当たり1.5時間を十年続けたとして、100×1.5×365×10で547,500円になる。ということは、時給1000円で20年続けたとすると一千万円強というところか。いずれにしても、会社から受け取る金額と比較すると、圧倒的に小さい。国税庁のHPには、男性労働者の平均年収は567万円と記載されていたから。

 

相場で生活っていうことを考えると、この567万円の年収っていうのが比較対象になると思う。年間労働時間が240日として567÷240=23,625円/day と算出される。厚生年金や健康保険とかを考えると、相場で30,000円/dayは稼ぎたい。少なくとも20,000円/dayは稼がないと相場は趣味と考えた方がいい。間をとって25,000円で月収換算すると20日労働で50万円。うん、月収50万円稼げるのなら相場やるは経済的にはよいと思う。

 

じゃあ、経済的以外の面ではどうか?相場は時間的に自由が効くし、なにより人間関係の軋轢がない。嫌な人と付き合わなくてもいいと言うのは、大きなメリットだ。会社勤めだと、上役から業務目標のようなものが降りてきて、周囲との軋轢に苦労する。経済的に相場=会社勤めなら、相場一択のように思える。

 

しかし、しかしだ。僕の最近の直観では、会社勤め>相場 のような気がしてきたんだ。会社勤めの苦労が、生きていることの意味そのものと言えないだろうか?

実は仕事がしんどいから、定期通院の時に復職が早過ぎたかもしれないので、また休もうかと思ってるって話をしたんだ。そしたら、”人生は長い、今しかできないこともある” ってことを言われたんだ。それがなんだか腹に落ちて、そうだなって思った。この話は、少し前にこのブログに書いた。

 

それがきっかけで振り返ってみると、会社にはいろんな経験をさせてもらった。上に出張500日って書いたけど、中国や台湾に自費で行くとすごい金額になる。仕事で行ったけど、やっぱり夜は現地のものを食べたりするからいい思い出になった。出張時の仕事のことはあんまり覚えてないけど、どんな店に行ったとかは今も記憶に残っているからね。そして、この度の大病では、会社からの紹介で良い病院にかかることができた。このメリットは非常に大きい。

 

つまり僕にとっては、相場よりも会社勤務の方がメリットをもたらしてくれたんではないのかな?って思ったんだ。普通の人からすれば当たり前じゃんって思うかもだけど、僕にとっては大真面目な話だ。結局僕は、会社勤務を悪ととらえていたんだけど、そうじゃなかったってところかな。会社での苦労が、実は僕の充実感の源だったのではって思い始めた。

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写真は昨日のランチ。あれほど辛いものは止めておこうと思ったのに。。。