思うところがあって、相場から引退しようかと思う。いまさら完全に止めることはできないと思うから、金額を絞り込んでその中だけでやり繰りする。そして引き上げた資金は投機ではなく投資に回す(例えば国債とか社債を考えてる。ちなみにそんなたいそうな資金でもないです)。
なんでそんな心境になったのかは分からないけど、大病を患った影響はあるだろう。もうジジイと言っていい年齢で、病み上がりの僕が相場で勝負しても勝てないだろうとも思った。
退院して復職してから、仕事で出しゃばらなくなって、更新に道を譲るっていう考えが出てきたんだ。ひろさちや氏の本をたくさん読んでたら、そういう考えが加速してきた。競輪も止めたし、誰かと競争するにはもういいや。
莫大な時間と労力を、相場に費やしてきたけど、大成はしなかった。大損しなかっただけでもめっけもんかなぁ。これ以上やっても鴨というか、誰かの肥やしになるだけにような気がしたんだよね。歳食って、ぜんぜん金がないのはヤダからね。入院してお金の有り難みも分かったし。
でもすっぱり相場を止めるのは勿体無いような気もする。だから少しの資金だけでやろうと思う。この資金は無くなってもいいぐらいの気持ちでやってみよう。
退院した直後は、欲しいものをたくさん買おうと思った。そんでバックや革ジャンや諸々を買ったけど、僕はもともと奢侈が苦手。今は将棋が趣味になった。将棋駒や定石本を買ったけど、値段はしれている。腕時計も千五百円くらいのもの。安いけど、けっこう気に入っている。でも食べ物は高くっても食べたいものを買おうかな。これならできるような気がする。
大病で心境が変わるってのはホントですね。少しだけ欲が減ったかもね。
昨日の歩数 2200