復職して、半年が経った。去年の今頃は、病院のベッドに横たわっていて、そのまま死んでしまう可能性もあった。その後、幸運も重なり退院と復職が叶った訳だ。たぶん、昔なら助かっていなかっただろう。昔っていうのがいつなのか?ってのはあるけど、100年前なら絶対に無理。50年前でも危なかったんじゃなかろうか?
ということは、世が世なら、ここから先の時間は無かったということ。
じゃあ与えてもらったこの時間を、どのように過ごせばいいのか?っていう事を、最近は考えるようになった。大袈裟に言うと、戦時中に神風特攻隊に志願したが、結果的に帰還した兵士のような気分だ。まあ僕の場合は、志願兵ではないけど、死を覚悟したって言うのは同じだと思う。
この時間を有効に使いたいものだ。