過ち

自分の事だけを考え、自分の視点だけで世の中を観ていた。これが僕の過ち。自分の視点だけで世の中を観ていたから、自分中心の考えになったのかもしれない。これは鶏と卵のどっちが先かって話と同じだから、どうでもいいと言えばどうでもいい。

自分の視点だけで観てるから、常に自分は正しいとなるんだな。

こういう事を、ぱっとしない人や世の辛酸を舐めている人を見て気付いた。たぶん、僕が育ったところは、あんまりガラが良くない地域だったんだな。小学校の同級生が貧困層だったりしたんだけど、皆が皆という訳じゃなかったけど、あまり周りを顧みない人達だった。自分の事しか考えないんじゃあ、誰も応援してくれないわなあ。だからすごく不利な環境に陥ってしまう。

この歳になって、ようやくそういう事に気付き始めた。10代の高校生の頃に気付いていれば良かったんだけど、気付いただけマシだな。僕の不遇の理由が理解出来ただけ、長生きした甲斐があったものだと思う。

この気付きも、このブログで何度か書いたオバさんや、あちこちで出会したロクデナシ共のおかげだな。その時はムカついたけど、実は大いに感謝せねばいけないんだなあ。

上に、僕の不遇云々って書いたけど、僕は自分のことばっかり考えている割には、なんとか耐えてる方だと思う。運が良かったのだろうか？それとも、どこかに長所でもあったのかと自惚れてみた。