これは当たり前のことなんだけど、僕には腹に落ちてなかったかも。かもじゃなくて、絶対にそうだ。そしてそれを治療生活が気付かせてくれた。他に僕に欠けているのは、慈しみの気持ち。こういう欠けているものを、別のもの(例えばお金や職場での職位・役職)で補うのではなく、問題点そのものを修正していければなあ。もちろん、完全にマトモになれはしないけど、僕と周囲の人間が許容できて、安らかに生活できるように。
僕は自分の問題ある特性を修正するので無く、代替で補おうとしていた。例えば、相場でお金を儲けて社会性が欠如していても、なんとかなるようにとかね。他には仕事で職位を上げて権力を持ち、周りから大目に見てもらおうとか、そんな感じ。結局、そういうのが功を奏したりもしたので、矯正できないまま歳をくった。
でも結局、相場でも大儲けできていないし、会社でも偉くはならなかった。そしてこれからは、脳力がドンドン低下していく年齢となった。経験値は上がったけど、これからはトータルでの力は減少していくだろう(ただし、相場についてはこれからもレベルが上がることを信じている。そう思って、続けてきたからね)。
となると大袈裟に言って、これから僕の人生は次のステージに進んでいくんだな。これまで進む道を誤ったかもしれない。結局、進む道を間違わなければなんとかなると思うんだよね。ゆっくりでいいから、自分が見つけた道を進んでいければいいなあ(ちなみに相場はやめないけどね)。
