これを活かさない手はない。という風に、定期検査の為に病院に行った時に思った。数十年前なら、たぶん助かってなかったと思う。それに会社の定期検診で、無症状の状態で早期発見できたのも大きかった。
こういう有難さを退院した時は強く感じていたが、それが薄れてきて不満や不平が大きくなってきた。これはちょっと自重せんとやばいかもね。いや、ちょっとでなくって随分と自重せんといかんなあ。
死ぬかと思った時、特にやり残したことはないけれど、僕の相場の行く末を見たかったなあとは思った。ならば、やったろうじゃないか！鋭気を養ってやってやろうじゃないか！余分なことに気も時間を使わず、やったろうじゃないか！と、西武園競輪からの帰り道に思った。車券もほとんど買わずに、観客席でじーっとしていたら、元気が出てきたかな。
暇なんで、とりあえず本でも読むかな。これまで日本の作家ばっかり読んでたんで、外国人が著者の本は新鮮だ。今の時代でなければ、南米の書籍なんて読めなかっただろう。感謝ですな。
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