インターネットの普及や動画配信等の影響で、やってる事や言ってる事が情報共有されるようになった。つまり誰でも情報発信できるということ。それは偉人でも犯罪者でも同じ。
その一方で格差が進み、一億総中流は今や昔。大半は下流と言われるような生活で、無意識にでも搾取されている事に気付き、憤りを感じている事だろう。だからYoutubeなんかで悪人を探し出して暴くような動画が氾濫しているのだろうと思った。
なぜ急にこんな事を書き始めたかっていうと、世界はなぜ地獄になるのかっていう橘玲氏の書籍を読んだせいもあると思う。でもそれより、僕が今の時代についていけなくなったかもっていう危機感を感じたからなんだよね。最下層とも呼ばれるような仕事をしている人達に、僕はもっと敬意を払わなければならない。
劣悪な環境で働いている人達に対して、自業自得って風に思ってたけど、人にはそれぞれ生まれ持った特性がある。だからマックジョブや派遣で働いている人達も頑張ったのかもしれない。また競争に敗れて、不本意な仕事に甘んじているのかもしれない。
僕自身は、なんとか会社勤めが続いていて、テレワークの名の下に仕事をサボっている(ちなみにテレワークがなくともサボっていたけど)。だから街角で一生懸命働いている年配の警備員とかを下に見ていなかっただろうか？だいたい僕自身が、極寒の時期に交通警備の仕事をして、唾を引っ掛けられたりしてたじゃないか？ああいうのを絶対に忘れちゃいかんな。そして学生時代のヒモじい生活も同じ。炒めたソーセージを食べたいけど、食費には1日に千円以上は使えなかったから、我慢した。お菓子だって買いたいけど買えなかった。二十歳前の食べたい盛りだからキツかった。
こういう苦しい時期は、私がなにか悪さをしたからって訳でもないと思う。無理して私立の大学に行かせて貰ったからなんだ。高校の時にもっと勉強してれば良かったけど、そんなこと言ってももう手遅れだったし。ひもじいならバイトすりゃいいんだけど、一二年生の時は大学の校舎が辺鄙なところにあったから、バイトもやりにくかった。
こういう金銭面で苦しい経験があったから、会社を辞めずに今も仕事が続いていると思う。社会人に成りたての頃は、お腹いっぱい食べられるだけ有難いと思っていた。それが今はどうだ？大した事してないし、世の中の役に立ってる訳でもないのに、人を見下すようになっていないか？
ブログはもう止めようかと思ってたけど、こうやって感じた事を記録するにはいいツールだと思うから、もう少し続けよう。
とにかく時代に取り残されないようにだな。
昨日は所要で神田に行ったから、秋葉原まで足を伸ばしてみた。想像していたよりも混雑していなかった。
