了の日付

とんでもないクズが書いてるブログです。スマホで撮った写真をアップしてます。

今時の若い者は

なんてことを言い出すと、老化していることが決定的だと思う。なんかの本で読んだんだけど、何百年も昔からこのセリフが吐かれてきたらしい。でも実際にはどうなのかな?長い年月とともに社会的な面も含めて人類は発展してきたのだから、若者が年寄りよりも劣っているとは考え難い。今は若者でも、その若者もいずれ歳を取っていくのだからさ。

 

でもね、今の日本の若者に限って言うと、なんだか将来は暗いような気がする。理由は少子高齢化。まず少子化には歯止めがかかる兆候が見えていない。若者が少ない上に出生率に上昇の兆しが見えていない。そうなると、今の若者が中年になる頃には、さらに若者が減っているだろう。いつかは出生率の低下が反転するだろうけど、それが何十年後なのかは誰にも分からない。その一方で平均寿命が伸びているから、ドンドン老人の比率は上昇する。年取ると、労働力は基本的には下がっていくから国力はダウンする。まあ、この辺までは誰だって考えることだと思う。その誰だってと言うのは若者も含まれるから、だんだんと希望のない世の中になっていくと言うのは言い過ぎだろうか?

 

今は、年金受給者1人を現役年齢世代2人が支えるくらいで、20〜30年後には1.4人で1人を支える計算になるらしい。先のことは読めないけど、将来の人口動態ってのは確度の高い数値だからね。この人口動態の数値ってのは広く共有されていると思うから、今の若者も知っていると思う。はっきり言って、日本がメチャクチャ裕福な国なら別だけど、1.4人で老人1人を養うってのは現実的には無理だよね?じゃあ、今の若者は将来をどういうふうに考えているのか?これは残念ながら僕には全然分からない。だから、老人一歩手前の僕が、これから将来を見据えてどういうふうに少子高齢化社会を渡っていけばいいのか?ってことを考えてみたいと思う。

 

結論から言うと、資本を充実させることだな。社会資本/人的資本/金融資本を三本柱として考えると、年寄りには金融資本を充実させることが最もハードルが低いように思う。これは現代とかに限った話ではないから、年寄りは金にがめつくなる(だから戒めのために、昔話の花咲か爺さんとかが語り継がれているのだろうな)。社会資本も人的資本も、会社を定年退職すれば著しく衰える。特に会社員の人的資本なんて、長年勤めている会社でしか通用しないモノが多いからね。世の中のどこでも通用するスキル(医者とか弁護士の資格や芸術作品を作る職人的技術など)に憧れたりするけど、あいにく僕はそんなスキルは持ち合わせてはいない。どっちかと言うと、そういう士業的なスキルよりも対人コミュニケーション能力を磨いた方がいいんだろうな。そうすれば社会資本の劣化を緩やかにすることができるかもしれないし。

 

ちょっと話は脱線したけど、ここからが本題。結局は上記の三大資本のうち、金融資本を充実させることくらいしかできないと思う。周囲の人からでなく、相場からスマートに吸い上げるのがベスト(親類縁者にタカっていたら、誰も相手にしてくれなくなるからね)。

お金ってのは下記の方程式で増減する。

 収入ー支出+資産×利回り

人的資本を、この式の利回りを上げる力ととらえて努力するのがベストではなかろうか?資産自体は、いま持っているモノを利回り以外の手段で増やしようがないからね。とまあ、年取るとこういう風に考える人が多いのではなかろうか?だから、虎の子の退職金を投資にぶち込んで、悲しい結果になる人がいるんだと思う。なぜ自分が熟練の投資家達に勝てると思うのか?朝青龍が待ってる土俵に本気で勝つ気で上がっていく人はいないのに、この辺が投資の不思議さですね。まあ一流企業でそこそこ偉くなった人ってのは、相場でもやれるって思うのかな?相場は理屈の世界じゃなく不思議な世界なのにね。

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うーん、なんかグロテスクな長文になってしまった。さて、上の写真は昨日のランチです。ホテルでバイキング食べたらお腹がいっぱいに。食べすぎるからバイキングは敬遠してたんだけどなあ。ちなみに美味でした。