サービスを受けて、そのサービス提供者からお礼を言われるのはやっぱりおかしいと思う(例えば、食堂を出る時のありがとうございましたコールとか)。どう考えても逆だよね？こっちは食事を提供してもらってるんだからさ。逆にいうと、それだけお金の威力が凄まじいって事なんだな。
その代金を得るために、こっちも汗水垂らして田畑を耕してりゃ、まだお礼を言われるのも理解できるけどね。実際にはお金に色はついていないから、パチンコで買ったお金かもしれないし。そうこう考えてると、やっぱりおかしいって思うと同時に、抜け穴のようなものを探し出したくなる。つまり労働無しに金銭を合法的に得る方法だ。やっぱり投資か投機しかないね。逆にいうと、労働一本で金銭を得つづけるのは不利だと思う。そうならないように、資本家に近づく為に、労働してるんならまだ救いがあるような気がする。問題は資本を蓄積する為に、長い長い時間がかかるって事だな。そして原始的資本が蓄積された時には、もう若くないっていう哀しさ。まあだからローンっていう時間短縮機関が繁盛するんだろう。バカバカしいとも思える利子を払ってお金を調達する。その代わり、タイムマシン的な感じで先にお金が出現する。いろいろ考えたら、お金があるとやっぱり有利に競争できるんだなあ。でもなんか、ちょっとイヤですね。という風に感じる僕は、やっぱり共産主義者なのだろうか？
