この名刺ケースは、僕が社会人になる直前に購入したもの。ちょっと高いかなって思ったけど、思い切って買った記憶がある。値段はいくらだったか思い出せない。
この名刺ケースも、もうオサラバだ。明日からは管理職じゃなくなり、入れる名刺が変わる。なんか感慨深いですな。そして僕が役職にこれほどこだわってたとは自分でも驚きだ。時給を上げるために管理職になったつもりが、実際はお金だけじゃなかったんだな。無くしてから、重要さが分かるっていうのは本当だったんだ。
これからはどのように会社生活を送ろうか?イメージとしては無事故完走狙いの流れ込み専門の競輪選手みたいなイメージかな?ああゆうのはああゆうので、プロとしては尊敬してたりする。そういう風にするなら、他になにか生き甲斐が必要だ。
相場が生き甲斐の第一候補だが、なんかやる気も能力もダウンした事が自覚できる。そういう場合は大敗する前に退くのが、勝負の鉄則だ。実際、衰えを感じた6〜7年前にETFとかに移行してればと思うんだけど、それはその後の上昇相場を見てから言ってるだけだから、結果論としか言いようがない。
能力の低い爺さんが相場張っても、戦場で若者に突き殺される老兵みたいで無惨。だから爺さんこそ、高い地位が必要なんだな。それが出世競争につながる。若くて役職が付かないのも寂しいけど、爺さんになってもそれは同じということか。だから水戸黄門ってドラマが大人気になるんだな。
でも水戸黄門みたいな地位につけるのは、現代社会でもごく僅か。だから金か?歳食うと、金に意地汚くなるのはそのせいか?人的資本/社会資本/金融資本の中で、金融資本だけが年齢と共には劣化しないからなあ。
ということで、心身に負担をかけないようにして、ダラダラ生きていきましょうかね。
(管理職としての最終日がこんな覇気のない書き込みになるとは。。。結局、僕は歳食っても現役バリバリの頃のように活躍したかったって事だな。でもそういうのは自重しよう。その振る舞いが悪手だって事は何度も見てきたから。)